寝かしつけのコツ 家族

育児の悩みの一つに赤ちゃん・子どもが寝ない…というものがあるかと思います。

保育参加に来てくださった保護者の方に、「みんなちゃんとお昼寝するんですね〜」
「先生の手、魔法の手ですね」「家では全然寝てくれなくて…」と言われることがあります。

そんなときに、家庭での寝かしつけ方法や生活リズムを聞いて、問題を発見することがあります。

1・お昼寝をさせるには、朝、しっかり起こしてあげて生活リズムを作ってあげることが大切です。


前日11時くらいまで起きていた子を、9時近くまで寝かせたままで、
夜の寝かしつけに影響しないタイミングでお昼寝させるのは難しいものがあります。

結果、変な時間にお昼寝をしてしまい、夜目がぱっちりで…という悪循環にはまります。

お昼寝だけでなく、夜の寝かしつけについても早起きして生活リズムが整っていないと難しいです。

生活リズムを整えるには、規則正しい食事と適度な運動が必要です。

2・環境を整えましょう。

寝るときにオモチャが目に付いたりすると、眠れなかったりします。
電気が煌々としていたり、周囲がうるさいとなかなか寝られません。(大人と同じですね)

3・寝るまでに行うことを儀式化しましょう。

「絵本を読んでも寝てくれなくて、何冊も読んでいる…」とよく聞きます。
絵本を見ながら気がついたら眠っているというのは、ごく稀なことだと思います。
絵本は、クールダウン(精神沈静)には使えますが、大人が本を読んでいると眠くなるというのと、
子どもが絵本を見ている状態は全く別物です。

例えば、お昼寝までならば、昼ごはんを食べ→短時間の静かな遊び→絵本の読み聞かせ→お昼寝
夜の寝かしつけならば、夕飯→遊び時間→お風呂→絵本の読み聞かせ→就寝
一連の流れを儀式化することにより、小さな子ももうすぐ寝る時間と分かるようになっていきます。
ワンパターン化することにより条件反射的に睡眠を誘います。

4・抱っこからおろすタイミングや、おろし方に気をつけて!

「うちの子、抱っこじゃないと寝なくて…おろそうとするとすぐに起きてしまって…」とよく聞きます。

おろすタイミングは、早すぎませんか?
寝てくれた!と思い、すぐにおろすのではなく、完全に寝入るまで10分ほど
抱っこしてあげてからおろす方が起きにくいです。
この5分・10分を惜しむと、何度とない再チャレンジを繰り返し
結局抱っこのままお昼寝終了となるケースが多いです。

おろすときに、そーっと!そーっと!!と気を使いすぎていませんか?
以外に思うかもしれませんが、「ゆっくり、そーーっと!」おろすよりも、
手早く思い切りよくおろした方が成功率は高いです。
ゆっくり、そーっとの場合、お母さんが無理な体勢でぎこちなく赤ちゃんを下におろすことになります。
赤ちゃんにとっても不自然な時間が長いのです。
手早くおろすと、赤ちゃんにとって不自然な時間が短く、寝返りをうった感覚で
そのまま寝られることが多いです。

最後に、一番大切で、一番難しいコツは、「早く寝て〜」と焦らない。
これについては、子どもはとても敏感で、「早く寝て〜」と思っている時に限ってなかなか寝ません。
でも、実際には、我が子の寝かしつけにおいてコレが一番難しいです。
早く自分の時間が欲しいですもんね〜。。。

以上、寝かしつけのコツでした。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。

引用元:http://mocolab.blog12.fc2.com/blog-entry-67.html