相手の立場に立って考える。 ビジネス


円滑な人間関係を築くためには、『相手の立場に立って考える』という事が重要と言われる。なぜ?相手の立場に立って考えることが必要なのだろうか?

仕事が出来ると言われる人間は、『相手の立場に立って考える』ということを意識・無意識に問わず行っている。『相手の立場に立って考える』ことの効果には二つある。

(1)自己中心的な発言の抑止効果
(2)円滑に自己主張を通す伝達効果


詳細説明すると…

(1)自己中心的な発言の抑止効果

人はどうしても自己中心的な発言に陥る傾向にあり、この自己中心的過ぎる発言で良い結果が生まれる可能性は限りなくゼロに近い。会社・組織では自分の立ち位置を理解して適切な発言をすることが要求される。そのため、行き過ぎた自己中心的な発言は抑えなければならない。『相手の立場に立って考える』ことで自己中心的な発言を抑えることが出来る。

(2)円滑に自己主張を通す伝達効果

人生は、他者との関わりで進んでいく。自分の自己主張を通すためには、相手の状況を見極めて最適な発言を繰り返すことで円滑に自己主張を通すことが出来る。例えば、何らかのお店で一方通行に自社商品を薦める店員には嫌悪感を感じるが、自分の希望商品・予算などをきちんと聞いてくれる店員からは購入してしまう。ようは、『相手の立場に立って考える』ことで自己主張を通すことが出来る。

様々な企画・業務フロー・考え方・など、分解作業をすると本質もしくは答えが見えてくるので。『相手の立場に立って考える』の単語を分解してみると。

相手(あいて)

(1)一緒になって物事をする、一方の人。
(2)その行為の対象となるもの。
(3)対抗して勝負を争う人。

立場(たちば)

(1)人の立つ場所。立っている所。
(2)その人の置かれている地位や境遇。また、面目。
(3)その状況から生じる考え方。観点。立脚点。

考える(かんがえる)

(1)知識や経験などに基づいて、筋道を立てて頭を働かせる。
(2)関係する事柄や事情について、あれこれと思いをめぐらす。
(3)工夫する。工夫してつくり出す。
(4)問いただして事実を明らかにする。

分解したものを結合してみる。

相手(一緒になって物事をする、一方の人)の立場(その人の置かれている地位や境遇。また、面目。その状況から生じる考え方。観点)に立って考える(知識や経験などに基づいて、筋道を立てて頭を働かせる。関係する事柄や事情について、あれこれと思いをめぐらす工夫する。工夫してつくり出す。)と、自己中心的な発言の抑止効果となり、円滑に自己主張を通す伝達効果となる。


なので、

相手の立場に立って考える。ことが円滑な人間関係構築において必要♪


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