車のジャッキポイントを潰さずにジャッキを使えるようにする加工法
起草者:コーフィー
作成日時:2010-10-30 01:04:15
車を所有している方なら必ず持っている「ジャッキ」。
「持っていない」と思っている人も、車の後部などに純正のジャッキが必ず装備されています。
ですが、純正のパンタグラフジャッキは小さくて安定感も無く
使い方が悪いとジャッキが外れて大怪我した!なんてことも・・・
そのため、安定感がある大きめの市販のジャッキを購入して自宅で使う人も多いようです。
ただ、このジャッキは車のサイドのジャッキポイントには合わない構造なので、
ジャッキアップしてみたら、ジャッキポイントが潰れてしまった。
というケースがよくあります。
その原因は↓「専用アダプター」を使っていないからで、
このアダプターが必要である。ということも知らずに
そのまま無理矢理ジャッキを使用してしまうと非常に危険です。
でも、アダプターを買うのも面倒だし、合うかどうかも分からないし、
買っても取り外しが面倒、無くしてしまった・・・など様々な理由で
アダプターを使っていないことが多いのです。
しかも、このアダプターは使ってみるとけっこう不安定なのです。
加えて、アダプターを付けると接触位置が高くなるので、
ローダウン車には使えなかったりもします。
だったら、アダプター無しでも使えるようにしてみよう!
ということで工具ひとつで出来る加工法を考えました。
ジャッキの加工
「ディスクグラインダー」という電動工具でジャッキの接続部分を一直線に削ります。
(幅約1CMくらいの溝になるまで削ります。)
「ディスクグラインダー」はホームセンターなどでも安いものなら2000円台で売っています。
日曜大工が好きな方なら持っている人も多いと思います。
削った部分を分かりやすいように白く塗ってみました↓
作業は、たったこれだけです!
これだけで、ジャッキの接続部分が車のジャッキポイントをガッチリと
ホールドして抑え込み、しっかりジャッキアップすることができます。
この溝があるのと無いのでは、使いやすさが全く違います。
アダプターを使うと不安定で外れる可能性もありますので、
この溝はアダプターを使用するよりもさらに安定感と利便性が上がります。
毎回ジャッキポイントを潰してしまって困っている方や、
アダプターを無くしてしまった方、これからジャッキを買う方も
是非お試しください。