ソフトキャリーバッグのキャスター修理 ホーム・ガーデニング

ソフトキャリーバッグのキャスターが壊れてしまいました。
一台はゴムがすり減ってしまい、もう一台はゴムが劣化してボロボロです。
両方とも本体は大丈夫なので、このまま捨ててしまうのはもったいないです。
当然修理するよ!
まずは一台目のキャリーバッグ。
長年の使用で、キャスターのゴム部分が斜めに片減りしてしまっており、車輪が正しく回転しないので、バッグがまっすぐに動きません。
4つある車輪のうち、前方一つ目の車輪。回転が鈍いです。


4つある車輪のうち、前方二つ目の車輪。縦にヒビまで入っています。


電動ドリルを使って車軸のハトメ部分を削ります。ハトメ部が削れれば、車軸が抜けるはずです。
車輪部が回転しないよう、下に石を置いてキャスター部を固定して作業をしています。


ハトメ部がきれいに取れました。ドリルの先端に取れたハトメ部がささっているのがおわかりでしょうか?
(写真をクリックすると拡大表示されます。)


ペンチで車軸を引き抜きます。難なく車輪が外れました。


新しい車輪を半ねじのボルトでキャスターに取り付け、ゆるみ止め機構付きのナット(後述)で固定します。
あまり強く締め付けると車輪の回転が鈍くなってしまうので、良い具合のところで止めます。


二台目のキャリーバッグ。こちらは車輪のゴムが劣化してボロボロになっており、キャスターにぶつかるので回転しなくなってしまいました。
一台目のキャリーバッグと同じ手順で修理します。


あっという間に完了。


今回使ったボルトは、「半ねじ」というタイプです。M6x40サイズ。楽天で買いました。
ノーブランド ステンレス六角穴付ボルト(半ねじ)M6×40 1パック(19個入)価格:630円(税込、送料別)
これは今回使ったナット。近所の金物屋さんで買いました。
ゆるみ止め機構がついており、スプリングワッシャと同じ効果があるそうです。
(価格は通常のナットとほとんど変わりません。)

今回使った車輪です。ハンマーキャスターという会社の製品。これも楽天で買いました。
ハンマーキャスター 車輪(ゴム車輪) 425G-R425G-R40 1個価格:76円(税込、送料別)
部品代は、送料を入れても合計で1600円以下でした。
今回修理したのはソフトキャリーバッグですが、おそらくスーツケースでも同じ手順で修理できるのは無いかと思います。

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