良い営業マンの見分け方 ホーム・ガーデニング

 マンショ購入の際に良い営業マンに出会えたら幸せだということを述べた。
また、良い営業マンとは、どのようなタイプを指すのかについても述べて来た。
 今日は、良い営業マンの見分け方について述べよう。

 次の質問をつきつけてみるとよい。

(1)この近辺では他にもマンションがあるかと聞く
     ・・・ライバルの存在くらいは知っているから、誰でも答えるであろう
(2)次に、それぞれの物件の特色を聞く
     ・・・要点をすらすらと言えるようでなければ研究していない証拠
(3)ここのマンションとどこがどう違うかと聞く
     ・・・向うになくてこっちにあるもの/立地条件の差や規模の大小くらいは直ぐ言える。
       だが、それがどういう意味をもつのか言わないのが普通。
       言えば、自社が不利になるからだ。または、他社をけなすことになるからである。

 ベストは、前回述べたように、他社との比較を客観的に説明して、それぞれ一長一短があるが、
選ぶなら私どもかライバルの〇〇マンションですと、二者択一を主張する営業マンがベストだ。
少なくとも、ライバルの長所を褒める営業マンが良い。ライバルの短所・弱点を強調する営業マンはNGだ。

 以上の質問をしてみたが、どうもはっきりしないか、頼りない印象だったら?
 どこでも、現場に一人くらいは頼りになりそうな営業マンがいる。その人を引っ張り出すことだ。
 質問攻めにすればいい。ライバル社のことをトコトン聞いてみる。ある程度イメージできるまで。
大抵は、ライバル社の物件の資料も置いてあるから、中にはそれを持ち出してくれるかもしれない。
そうなれば、質問できることが増える。「あちらもよさそうですね。ここが優れている点はどんなところですか?」などと、
聞く。ここは、曖昧にしない。やがて、営業マンはタジタジになり、自分には無理と悟る。
そうなると、事務室に行き先輩か上司かを連れてくるはずだ。
 
 与しやすい営業マンは頼りないが、頼れそうな営業マンだと、買わされるかもしれない。
だが、怖がることはない。こちらの条件や事情を話したうえで、「私にふさわしいのはライバル社の物件ではないか」と
試しに言ってみよう。ムキになるようなら、そこでお終いだ。
 話を聞いて親身に考えてくれるようなら、脈はある。客観的に物件比較をして意見を言うようなら合格である。
ただし、営業マンに公正中立はありえないことを覚えておこう。
 短所を隠そうとしたら、それも失格だ。その会社からは買うことを諦めたらいい。

今日はここまでです。  三井健太




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