ETCレーンの事故が増えている原因とは 車

高速道路が1000円になったおかげで、ETC搭載車が増えて、その反面、

 ETCバーを破損させる事故が多発しています。

 ETCは便利な機能ですが、慣れるとかなりのスピードで通過している車をよく見かけます。

 しかし、万が一にもETCの装置になんらかの不具合が生じたとき、
 全く停止できないほどのスピードを出しているのは問題です。

 所詮は機械ですから、完全ではありません。

 例えば、ETCカードにはICチップが埋め込まれていますが、ICチップの端子はむき出し状態ですから、
 そこが汚れていたりすると読み込み不良を起こします

 ETC カードは時々やわらかいきれいな布などでICチップ部分を拭いて、
 きれいな状態にしておかねばならないのです。

 また、ETC カードの期限が切れている事に気づかずにETCバーに激突したり、
 ETCカードの向きを逆さまに入れていたりする事例も報告されているようです。

 そのような場合、ETCの装置がカードの読み込みエラーを知らせてくれる警告音をだしたり、
 カードが正常に読み込まれていない事を告げる音声などが流れるはずなのですが、
 カーステレオなどを大きな音で流していたりすると、
 そのETCカード読み込みエラーの警告音に気づかない場合もあります

 また、ETCカードを高温になる場所に放置したりしていると、
 カードが曲がったり ICチップが熱で不具合を起こしたりする場合もあります

 ETCカードは大切に保管し、丁寧に取り扱う事が大事です。

 万が一にもETCバーを破損させた場合、破損させた車の持ち主が弁償する事が義務づけられています。

 ETCバーは、通常のものでも1 本が6万円〜7万円。破損する時はほとんどの場合、
 両側のバーを破損する事が多いので、2本だと13万円〜14万円ほどかかってしまいます。

 ETCを通過する時は、20km/h程度に速度を落とし
 万が一開かなかった場合でもバーの直前で停車する事ができるよう、万全を期してから通過するのが望ましいのです。


引用元URL: http://rtok2011.blog22.fc2.com/blog-entry-24.html