収穫後のしまつをどういたらいいか。 ホーム・ガーデニング

 畑で、たくさん収穫した後、その残渣をどうしようかといつも悩みます。まさか、みなさんはごみの日に出していないでしょうね。その植物が、ミネラルやエネルギーを吸って形になったものがその残渣です。それをごみに出して、跡地を栄養のないカスカスにして、そこへまたお金を使って堆肥を入れてまたやり直しをして、、、とそんなサイクルで有効な微生物のあふれる畑に出来ると思いますか?
 このことは、ご自由にやっていただいていいし、何もかも経済で回っているので、堆肥を買っていただいた方がお金が回るので結構なことなんですね?皮肉っぽいですか?微生物の繁栄はそんなこと関係ないですよね。
 植物残渣のことは、誰もご勝手にやればいいし、あまり美しい場面とはいかないので、どなたも説明していませんよね。収穫した時とかの美しいところしか見せたくないんですねえ。どぶ掃除の説明みたいな、トイレ掃除の説明みたいな、、、
 しかし、一番大切なことなので私はこれを伝えたいのです。植物残渣や雑草を大事にしてください。捨てないで下さい。とても、エネルギーがあります。化成肥料を使った時の出てきた雑草ですら素晴らしいのです。
 この雑草は特に化成肥料をまかれたことによって、微生物が少なくなって弱々しくなったのだけど、その時生き残ろうとした情報を持っています。踏まれても踏まれても強くなるあのエネルギーです。
 人間が作れない素晴らしいエネルギーがすでに存在しています。人間にはわからないだけです。
汚らしいとかいう理由で、決めつけているのです。
 そこで、どうすればいいか?
 みんな堆肥にしてしまいましょう。命を終わらせた植物が次に生れてくる植物のサポートをします。
畑の一隅に堆肥置き場を作りましょう。ただ、積んで、米ぬかとか肥料をふりかけてという方法もありますが、とうもろこしとか、モロヘイヤとか茎がしっかりしたものはなかなか堆肥化するのに時間がかかります。
 そこで、EMぼかしを使った私のとっておきの方法をお伝えします。

まあ、どおってことないんですが、ごみ袋にEM生ごみぼかしを一振り入れます。植物残渣をなるべく細かくして入れていきます。

半分くらいのところで、もういちど、ぼかしを振り入れます。

残渣がいっぱいになったら、最後にもう一度振り入れます。

口を縛ってさかさまにして、なるべく雨や日光が当たらないような涼しい所に置いておき、2週間以上したら、出して普通の堆肥のように積んんで山にして、シートを被せておきます。時々,、天地返しをします。
 
 早く、堆肥化するといえ、なぜ、わざわざ2工程をしなければならないのかといいますと、EM生ごみ堆肥と同じですが、2工程ははじめ、嫌気発酵、2番目に好気発酵です。初めの嫌気発酵によって、EM菌にCO2とかメタンガス、アンモニアガスなどを食べてもらうのか抱きかかえるのか知りませんが、次に好気発酵した時にガスが出てきにくくなります。やってみれば分かります。ほとんどウンチのにおいがしません。腐ってから分解するのではなく、発酵してから分解することになります。
 わたしは、時々、油粕を自分で、発酵させているのですが、ただ好気発酵させると水を少なくしてもどうしてもウンチのにおいがしてきます。EM菌を使ってこの2工程を踏んでいきますと、何とも言えないようないい香りの発酵油粕が出来ます。腐っていないのです。また、このEM油粕の作り方もだんだんにお伝えしていきます。

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