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ベースアンプの故障原因を推測する(2/3) ホーム・ガーデニング

<テスターの抵抗値測定モード>
現時点での容疑者は以下の三つです。
1.ブリッジダイオード
2.平滑用コンデンサ
3.スピーカ保護用ダイオード
まず、半田ごてを使って上記の部品をプリント基板から取り外します。(平滑用コンデンサは、トランスからプリント基板に伸びているコネクタのそばにある大きいコンデンサです。2つあります。)
そして、取り外した部品をテスターの抵抗値測定モードを使ってチェックしていきます。テスターを抵抗値測定モードにすると、テスターの内部電池がプローブに接続され電圧がかかります。
電圧のかかり方は、測定端子の黒い方がプラス赤い方がマイナスで、電流や電圧を測定する場合の極性とちょうど逆になります。このことを頭に入れておくと、それぞれのパーツをチェックする際に効率よくチェックができます。

<ブリッジダイオード>
ブリッジダイオードというのは、これです。


回路記号で表すと、こうなります。

塗りつぶした三角形に横棒がついているのがダイオードで、ブリッジダイオードにはダイオードが4つ入っています。
ダイオードは、順電圧がかかった時だけ電流を流し、逆電圧がかかった時には流さないという性質を持つ部品です。(実は、わざと逆の電圧をかけて一定の基準電圧を得るために使うツェナダイオードというやつもあるのですが、話がややこしくなるので今は省略。)回路記号で言うと、三角形の矢印方向が順方向です。
ブリッジダイオードのチェックは、上記のダイオードの性質がきちんと発揮されているかどうをチェックします。ひとつのダイオードにつき順方向と逆方向で2回、ダイオードは4つあるので、測定は合計8回行います。
念のため、以下に手順をすべて書き出してみます。一見複雑なようですが、規則性があるので実はそれほどではありません。
1a. テスターの赤プローブをブリッジダイオードのプラス端子に、黒プローブをブリッジダイオードのにょろにょろマーク端子のどちらかひとつに、それぞれ接触させます。導通があるはずです。ダイオードの電圧降下分があるので、抵抗値は0ではなく、ある程度の値が測定されるかもしれません。
2a. 上記1aの状態から、テスターの黒プローブを、もうひとつのにょろにょろマーク端子に移動させます。上記1aと同様に導通があるはずです。
1b. テスターのプローブの赤黒を入れ替えて、上記1aと同じように測定を行います。つまり、テスターの黒プローブをブリッジダイオードのプラス端子に、赤プローブをブリッジダイオードのにょろにょろマーク端子のどちらかひとつに、それぞれ接触させます。今度は逆方向なので、導通は無いはずです。
2b. 上記1bの状態から、テスタの赤プローブを、もうひとつのにょろにょろマーク端子に移動させます。この場合も導通は無いはずです。
3a. テスターの黒プローブをブリッジダイオードのマイナス端子に、赤プローブをブリッジダイオードのにょろにょろマーク端子のどちらかひとつに、それぞれ接触させます。導通があるはずです。
4a. 上記3aの状態から、テスターの赤プローブを、もうひとつのにょろにょろマーク端子に移動させます。導通があるはずです。
3b. テスターのプローブの赤黒を入れ替えて、上記3aと同じように測定を行います。導通は無いはずです。
4b. 上記3bの状態から、テスタの黒プローブを、もうひとつのにょろにょろマーク端子に移動させます。やはり導通は無いはずです。
もうおわかりかと思いますが、1234の数字がどのダイオードをチェックするか、abがそれぞれ順方向および逆方向のチェックを示しています。
期待したとおりの測定結果になったでしょうか?

<平滑用コンデンサ>
下の写真の左がコンデンサ、右がダイオードです。


回路記号で表すとこんな風。

平滑用コンデンサは、ブリッジダイオードから出てきた脈流(交流のように電流の流れが反転することは無いが、電流量が定期的に大きく変動する電流)を平滑化し、直流に近い状態にして電源として供給します。
平滑用コンデンサのように容量の大きいコンデンサは、多くの場合電解コンデンサという極性のあるコンデンサが使われています。部品の側面にマイナス記号が記載されているのですぐわかるはずです。電圧をかける際には、そちらの端子がマイナス側になるようにします。
まず、コンデンサの二つの端子を接触させて、溜まっている電気を放電させます。その後、テスターの赤プローブを電解コンデンサのマイナス側端子に、黒プローブをもうひとつの端子にそれぞれ当てます。テスターの針は、一度大きく振れた後、ゆっくりと戻るはずです。
期待したとおりの測定結果になったでしょうか?

<スピーカ保護用ダイオード>
これは単体のダイオードです。アンプの出力が過大になった場合に(例:ギターのケーブル抜けで「バコン!」となる例のアレ。良い子はステージ上を動きまわる時に、ケーブルの長さを忘れてはいけません。)、一定以上の信号がスピーカーに入らないようにしてスピーカーを守ります。
チェック方法は、ブリッジダイオードの時と同じ考え方でOKです。
部品上に線(赤や青であることが多いです)がある方の端子にテスターの赤プローブ、もう一方の端子に黒プローブをそれぞれ当てます。導通があるはずです。
赤黒を逆にしてもう一回測定します。今度は導通は無いはずです。
期待したとおりの測定結果になったでしょうか?
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