力関係が上の相手にも、角が立たないように意見する方法
クライアントや上司、先生、センパイなど
目上(?)の人と議論しなければいけない機会は、
人生において多々あることである。
そんなときにつらいのは、
相手から間違っていそうな意見を
強引に押し通されそうになることである。
毅然として自分の意見を言って反論したりできればいいのだが、
それが立場上難しかったり、自分の意見だって
ベストではないかもしれないと思うと
なかなかできないものである。
そんなジレンマが起こったときのために、今回は
上手に自分の意見を伝える方法を紹介する。
【方法】
目上の人に意見を押し通されそうなときに、
自分の意見を伝えるための便利な言葉がある。
その言葉とは、
「私は、○○について心配しています…」
である。
この「心配」というキーワードを使いながら、
自分の意見を言ってみよう。
基本的に相手の意見を受け入れ、尊重しながらも、
角が立たないように問題点などを指摘しやすくなるはずである。
自分の意見を伝えて、押し通そうとすると、
どうしても角が立ってしまうことがありがちである。
そんなときは、「心配」を使うなど、うまい言い方を駆使するように
してがんばってほしい。
下記に使用例を示しておくので、参考にしていただきたい。
【例(部活の合宿にて)】
●センパイ:
今回の3日間の合宿の夕食は、全部カレーね。
カレー嫌いな人はいないだろう!?
○後輩1:
(…俺、カレー嫌いなのに、毎日はちょっと…)
(でも、言えないし…)
○後輩2(方法大師):
カレーでもいいですけど、
ひょっとしてカレーが嫌いな部員もいるかもしれないし、
3日間続けて食べるのは飽きてしまうかもしれないと
私はちょっと
●センパイ:
なるほど。言われてみれば確かにそうだなぁ…
3日間ずっとカレーっていうのはちょっとまずいかもね。
○後輩1,2:
(…ホッ。良かった)