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オスカー同士を混泳させるコツ。 ペット・動物


今日はオスカーというシクリッド混泳についてのお話。
とても丈夫で飼いやすく、生息する場所によってバリエーションも豊富なのでお手軽に楽しめます。
ただ混泳が難しく、餌も多めなので水も汚れが早く、30cmくらいにまで育つそうですが長く飼え、
成長する過程が楽しめる人に懐きやすい熱帯魚です。

今回はそんなかわいくもやんちゃなオスカー飼育を中心にその性格や混泳方法のコツについてエントリー。
オスカー好きならば一度は苦戦する難関、単独飼育がベターですが、やはり混泳水槽はいいですよね笑 
しかし、夏にベタを飼い始め、ここからアクアライフを
すさまじいイキオイで突き進んで行くことになろうとはこの時点では思いもしませんでしたw
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オスカーを飼おう!


オスカーはシクリッドの仲間でとてもポピュラーな熱帯魚。
熱帯魚専門店やペットショップなどでお手軽に入手可能な魚ですが、
一般的に低価格で流通されているタイガーオスカーやアルビノオスカーは
熱帯魚初心者や学生さんなどにも人気のある熱帯魚です。

ただシクリッドの性格上、混泳(ひとつの水槽に多種の魚を入れること)が難しく、
金魚飼育やアカヒレやテトラなどの小型魚を経てオスカーを飼い始めようとする方にはなんとも困った難関。
シクリッドは縄張り意識が強い魚で、生息エリアに入ってくるとケンカをしてしまうため
通常は単独飼育が望ましい。

しかし、それでは面白くない。
そこで争うことのないタンクメイトをとなりますが、
プレコやポリプテレスといったオスカーとは形も異なり、大人しい性格のものがベターと言われていますが、オスカーにも個体差が有り時には合わないこともあります。

さらにオスカーは基本何でも食べる肉食魚なので口に入るサイズなら食べてしまう
とんでもない食欲の持ち主なので混泳はとても難しい。
それでもオスカー!というオスカー好きには1匹と言わずいろんな種類が欲しいという欲望はいつしか混泳水槽を夢見るのでありました笑

オスカー同士を混泳したい! ショップのオスカーについて。

よく熱帯魚店などでたくさんのオスカーがひとつの水槽で泳いでいて、
色んなオスカーをコレクションして飼ってみたいとチャレンジしたことのある人は多いはず。
そして混泳できずに苦戦をしいられたことも笑

一般的にショップでうまく混泳されているオスカーに多いのは同品種の混泳水槽、
それから大きな水槽で肉食魚を複数入れた異種混泳水槽の2つ。
この水槽の手法を知らず上記のようなコレクション的であったりする混泳水槽を夢見て土壷にはまるんです汗

この場合、前者は大抵ブリード(養殖)された個体で、稚魚の頃からずっと一緒だった
いわば兄弟魚であるため争うことがありません。
この辺はベタなどでもよく言われていることです。
後者は攻撃対象が複数いたり、その逆もあるため均衡が保たれるケースです。

このため、前者はこの水槽から複数購入する場合は問題が無く、
後者はこの均衡が破れるため混泳は難しくなることになります。

オスカーの性格を考えてみる。

オスカーは縄張り意識が強いため、水槽などの飼育では当然ケンカが起こるため混泳は難しい物になります。 じつはオスカーは飼育をしてみると分かることですが、けっこう情けない性格をしています。

喧嘩っ早いわりに強い魚に対しては弱く、弱い魚に対してはめっぽう強いという
見てて情けなく感じることもあります笑
さらに個体差が有り大人しめの性格のオスカーは威嚇はするものの
反撃が無い場合は相手にしないケースと臆病者で執拗に攻撃して相手をぼろぼろにしてしまうケースがあります。

臆病なタイプにはワイルドオスカーと呼ばれる野生品種(つまりブリードではない)に多く、
これらは高価であることが多く、混泳のさいには細心の注意をしたいものです。
このためワイルドは警戒心が強いため隠れ家となる流木や岩などは怪我の原因になるだけでなく
隠れて出て来なくなったり懐きにくくなるなど、
警戒心を強める結果になるため向かないレイアウトとされています。

ただ、プレコやポリプテレス、なまず(キャットなど)のような底ものを混泳させる場合は
彼ら用に比較的低いレイアウトならば障害にならない場合もあります。

オスカーを混泳するためのいくつかのコツ。

以上のようにオスカーを楽しく飼育するには単独または形状の違う品種で
大人しい性格である生体が望ましいことが分かったかと思います。 しかし、これも絶対ではありません。

この点を留意したうえでオスカー同士の混泳をあえてする。
これはオスカー好きならばやはり避けては通れない難関のような気がしましたので、
これまでオスカーを混泳させてきて感じたコツをいくつか紹介します。

大きさの違うサイズの混泳


基本的に小さい方が喧嘩では負けますので小さい方を有利にするため
しばらく大きい方を別の容器に隔離して小さい方を水槽に慣れさせ「俺の住処」にさせて、
そこに大きい方を入れます。
大きさに落差がある場合は流木などで大きいオスカーが入って来れない隠れ家を作ると
避難場所として効果的です。 この場合は袋小路ではなく四方から出入りできるようにして、
ちょっとのことでは動かないように流木を底砂に埋めるなどして固定します。

同サイズの混泳


基本的に1対1は敵対するため2匹以上が好ましい。 これは上記の場合にも当てはまります。
2匹以上混泳の場合には条件を一緒にするため、一旦両方のオスカーを別の容器に隔離して
同時に水槽に入れる。 3匹の場合も一緒です。
これでしばらく様子をみますが、結果的にどちらかが負けます。
そこで相性が合えば様子見です。 3匹の場合はうまくすれば均衡が保たれます。
うまく行かない場合は辛抱強くこれを長期的に繰り返します。

複数の混泳。


後から追加して行く場合、かならず一番弱いオスカーがでてきます。
この場合セパレーター(水槽内を区切るための仕切り)を使ったり別容器を用意して一度隔離します。
弱いオスカーがある程度落ち着いたら再度混泳を試します。
気の荒い個体がいる場合はそちらを隔離して混泳を試みるのもいい方法です。
うまくいけば気の荒い個体を最後に入れるとうまく行く場合があります。


このように混泳には観察する辛抱と隔離するための機材や混泳できなかった場合の対処法を
考えておかなければならないという条件があることを忘れないで下さい。
また、成長過程で性格が一変したりするケースもあるので日々の観察は
とても重要なものとなることも付け加えておきます。

それから異種混泳の場合では形が似ていなければオスカーの警戒は薄れます。
では複数の種類を入れて攻撃対象を分散させる場合はどうでしょう。
うまく行かない場合は弱い個体を隔離するかまたは大きな生体を投入するという荒技もじつはあります。

たとえばアロワナやガーといった大型魚です。
こうすることで上から押さえつけるような力関係が働くのか大人しくなってしまうケースもあります。
ただ、これらは高価で大型魚になってしまうため、混泳のための打開策としては本末転倒ではあります。

しかもアロワナは自分の下にちょろちょろと泳いでいるのが落ち着かないのか
始終気にしていると目ダレを起こしたりするため注意が必要。
ガーに至っては成長スピードも早いので水槽のキャパシティにアロワナ同様考慮が必要です。

オスカーの魅力。

さて、ここまでオスカーの性格や混泳について書いてきましたが、
オスカーは気が強く、内心ビビリではありますが、なんでもよく食べ、丈夫で懐きやすい肉食中型魚です。

他の熱帯魚と違い食いっぷりの良さは餌やりが楽しくなる飼育する上でいちばんの楽しみですが、
独特な模様と眼状紋。 横から見た時のヒレの並びやそのスタイルは成長に合わせてかわいさやかっこよさ、そして貫禄へと変わってゆく成長過程を楽しめます。
さらにオスカーは意外に賢く目がとてもいいため、慣れてくると餌をやる人を見分けたり、
いろんな仕草をするのでペット的であるともいえます。
また、丈夫なため怪我や病気も治りも早いため飼育しやすい熱帯魚です。

ただ、餌をよく食べるため水槽の汚れが早い。
このため、水槽の大きさやろ過設備には少し大きめの物を、そして適度な換水を心がけましょう。

引用元:http://editlife.blog28.fc2.com/blog-entry-288.html

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