鉄道で目的地まで安く行くコツ
鉄道で目的地まで行くのに、実は、途中駅で分割をすると、本来の運賃より安くなることがあります。
例えば、A駅からB駅まで行くとしましょう。A駅からB駅までの運賃は650円。
ですが…
途中のC駅できっぷを分割すると…
630円になるそうです。
これは、A駅からのB駅までの営業キロは37キロ。さっき出てきた、途中のC駅は、A駅からの営業キロが23キロで、運賃が400円。残りのC駅からB駅までの区間の営業キロが14キロで、運賃が230円です。
参考:本州3社のJR幹線の普通運賃
※小数点以下は切り上げ。
- x〜xはキロ:運賃
- 1〜3(初乗り):140
- 4〜6:180
- 7〜10:190
- 11〜15:230
- 16〜20:320
- 21〜25:400
- 26〜30:480
- 31〜35:570
- 36〜40:650
- 41〜45:740
- 46〜50:820
このように、運賃が決められているのですが、前述のA駅から37キロ地点のB駅まで、そのままの切符で行くと、650円かかるのですが、A駅から途中のC駅の23キロ地点で、普通運賃は400円。C駅からB駅までの、A駅からの残りの距離が14キロで普通運賃が230円になり、A駅から37キロ先のB駅まで、普通に切符を買って行くと、650円であるが、
A駅からC駅(22キロ)とC駅からB駅(14キロ)までの2枚のきっぷを組み合わせると、630円となるからです。
追記
東京・名古屋・大阪地区には、『特定区間』があり、これは、私鉄路線と並行するため、通常の運賃よりも安く設定されている区間です。これをうまく使えば、特定区間外からの分割にも便利です。
さらに、100キロを超える長距離乗車にも有効です。例えば、121キロ地点までの駅まで乗ったとしましょう。
普通運賃で行けば、2210円。ここで、乗車駅から100キロ地点の駅までの乗車券と100キロから21キロ地点までの駅を分けて買えば、2020円。90円もお得です。