フライスベースの改良2
コラムを取り付ける部品のベースとの接触面を修正します。
サンダーで削りっぱなしという状態では、接触面積も少ないため不安定なはずです。
#120の荒研ぎ用砥石で荒研磨します。材質はコランダムです。
#120研磨後です。
次に#400、#1000のダイヤモンド砥石で研磨します。
#400研磨後です。
#1000研磨後です。
#120研磨後です。
#1000研磨後です。
この面は一応、機械加工らしき形跡がありました。
フライス加工ではなく、切断砥石をあてたような・・・。
中央部に凹みが見られますので一応10μm未満の隙間になるよう直定規とシクネスゲージで確認しながらの研磨です。
#400、#1000の順で研磨しました。
平面さえ出せればいいので、これで終わりにしました。
この後、常温亜サラサラに希釈鉛めっき塗料のローバルRを希釈1:3でサラサラに希釈したものを刷毛塗りし、とりあえずの防錆処理としました。
サラサラに希釈したのは、塗料のバインダーを薄め亜鉛の粒子が鉄鋳物の凹みや、傷の部分に入り易くするためです。この状態ではウエス等で擦ればとの粉のように簡単にとれてしまいますが問題ありません。