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ターンテーブルDP-2000の修理 ホーム・ガーデニング

DENONのレコードプレイヤー用ターンテーブルDP−2000、31年前に購入したものですが数年前から電源は入るものの、

ON/OFFSTART/STOPスイッチがうまくきかない。


数回繰り返し押しているとターンテーブルが動き始めるという状態に。
そしてついに、スイッチを入れるのにSTARTするのに数分かかるというやっかな状態になってしまいました。
さらに回転数の切り替えもうまくいかなくなってきました。
電子部品の故障ならやっかいだし、これはお釈迦かなと思いつつネットで修理情報を検索。でも何も出てこない。
オークションでは、同様の症状のものがジャンクとして出品されているではないか。
というわけで、ダメもとで分解開始。
わかりにくい画像ですみません。
この画像は、組み立ての時に間違わないようにと、その確認用に撮ったものです。



原因は直ぐにわかりました。
回転数切り替えスイッチの接点部分が黒い皮膜で覆われていました。
このプレイヤーは接点部分に純銀を使っているようです。
その銀が空気中の硫黄成分を含む気体により、表面に硫化銀が生じたようです。
わかり易くいうと「いぶし銀」状態。これにより電気が流れにくくなったようです。
触れると硫化銀がポロポロと剥離してきます。


ON/OFFSTART/STOPスイッチは電気接点がスイッチボタンの中心から位置ずれし、斜めにわずかしか接触しない状態。
加えてその接点は黒く変色していました。
市販の接点復活剤でもいいのかもしれませんが、ひどく硫化していたので銀製の貴金属用の還元剤をメン棒についてて掃除。
でもなかなかとれませんでしたので、#2000のサンドペーパーで研磨しコンパウンドで仕上げました。


スイッチ以外のコネクター等の接点もチェックしてみますと、こちらも銀のようで部分的に黒く変色しています。
コンパウンドで研磨しました。




電源スイッチはパッケージ内に接点が収まっています。



分解ついでにキャビネットをピアノ塗装風に仕上げました。

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