高い音を出したい・・・
キーの高い曲を歌うときに、無理をして音を出していると、のどを痛めたり最悪の場合、
声を出すことすら困難になってしまうこともあります。
そもそも無理に出している『音』は『声』とは違うということを理解してください!
たとえ、無理をして音が出たとしても、それはあくまで音であり、声ではないのです!
その「音」は、のどに負担を強いるばかりか、聴き手にとっても聞き苦しい音でしかないのです。
そこでヴォーカリストには、のどに負担をかけず、聴き手にとっても心地よい声で歌うことが求められます!
以下、高い声を出すポイントを書いていきます!
1.体全体ををリラックスする
前にも書きましたが、お茶碗を「カン」と鳴らすときに指で抑えて鳴らしてもうまく響きませんよね!
体全体をリラックスして、無駄な力が入らないようにしましょう!
2.上あごを開ける
高い音を出すときに多いのが、あごに力が入ってしまうことです!
これでは自分の音域を狭める以外のなにものでもありません!
また、音が響きづらく、あごが疲れ、長く歌えば歌うほどクォリティが下がっていきます!
今すぐにでも改善するように意識してください!
3.舌の力を抜く
舌に必要以上に力が入ると、のど(空気の通り道)が狭くなります!
これでは取り込んだ空気を有効に使えないばかりか、自ら声を出しづらくしているようなものです。。
4.上の歯の裏に音を当てるイメージで
これは吐き出す空気に乗せて正面ではなく少し上に音を当てるイメージで出すということです!
?と合わせてイメージしてください!
5.鼻腔に響かせる
高音を出すときに間違いやすいことなのですが、声は絞り出すものではなく、響かせるものです!
オペラ歌手などの歌を聴いたことがある方ならイメージしやすいと思いますが、
声が体全体に響いていると感じませんか??
確かに、発声法は違う部分もありますが、基本は同じです!
6.音を前ではなく上に飛ばす気持ちで
よく言われるのが、高音を出すときに目と目の間から声を出すイメージで出すということです!
目と目の間に第二の口があるとイメージして音を響かせてください!
7.重心を下げる
高音を出すときに重心が高くなると、声が細くなり、バランスが悪くなったり無駄な力が入ったりしてしまいます!
声を出す瞬間におしりに力を入れて、重心を下げてみましょう!
自分の歌いやすい場所を見つけることができれば、もっと楽に高音を出すことができますよ♪
音は上に、重心は下にが高音を出す時のイメージです!!
引用元:http://utaukoe.blog71.fc2.com/blog-entry-21.html