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未熟な果物キウイ 食事

11月になりました。11月はキウイフルーツの収穫時期です。今回は、キウイの栄養成分について紹介いたします。
キウイは、熱帯の果物のイメージがありますが、元は中国中部原産のシナサルナシというマタタビ属の植物がニュージーランドで品種改良されたものです。キウイの果実は、皮が茶色く毛状の繊維に覆われた楕円体をしており、現地のキーウィという鳥に似ているところから「キウイフルーツ」と呼ばれるようになりました。
この時期のキウイはまだ未熟ですが、11月以降は霜にあたって傷んでしまうので、未熟なままで収穫されます。収穫後すぐに食べたい場合には、リンゴといっしょに袋に詰めておくとリンゴから放出されるエチレンガスの働きで、1週間程で熟して甘くなります。
キウイの特徴的な栄養成分には、ビタミンC、クエン酸やキナ酸などの有機酸、蛋白質分解酵素アクチニジン、クロロフィルなどがあります。
キウイに含まれるビタミンCは果実の中でもトップクラスの含有量です。風邪の流行する冬場には、予防にうってつけの果物です。
クエン酸やキナ酸には抗菌作用があります。特にキナ酸は、体内で馬尿酸という物質に変わり、尿のpHを下げて、尿路感染を予防する働きがあります。したがって、膀胱炎などの予防に役立ちます。
蛋白質分解酵素アクチニジンは、食物の消化を促進する働きがあります。また、肉を下ごしらえする際にキウイのスライスを乗せておくとお肉を柔らかくする作用もあります。ただし、体質によってはアクチニジンはアレルギーの原因になることもありますので、アレルギー体質の方には注意が必要です。
キウイの果肉は他の果物ではあまり見られない、特長的な緑色をしていますが、これはクロロフィルという色素によるものです。クロロフィルには優れた抗酸化作用がある他、貧血予防や血中コレステロール低下作用なども期待されています。

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