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ジャングルを越えて水上へ 旅行

セムクチャンペイからどこへ行くか?
できればあまり後戻りをするようなルートを取りたくない。
地図やガイドブックを見て、いろいろ悩む。
グアテマラを後にするのにふさわしい場所は?
決めたのはリビングストン。
陸路では行くことができない、ガリフナの人々が住むグアテマラの西の果て。
ひとまず、リビングストンに向かうのに起点となる町、リオ・デュルセを目指すことに。
そこからボートでリビングストンへ渡る。
しかし、どの道を通ってどうやって行くべきか、ガイドブックには書いていない。
セムクチャンペイの宿でリオ・デュルセに向かう近道がないか聞いてみる。
やっぱり現地の人の生の情報が一番だ。
宿のお兄さん曰く、出発の日に山道を抜けて最短距離を走る車があるか聞いておいてあげるとのこと。
この近道は、ちゃんとした地図じゃないと載っていないような道。
ほんとに大丈夫なのか?
ロンプラ中米版によると、その道は逆ルートは一日で乗り継げる乗り合いバスがあるが、
こちらから向かうには途中の何もない村で一泊しなければいけないとのこと。
一応山賊などの強盗の危険は低そうなので、車が出てるかどうかの運次第で行く事ができる。
そして、昨晩「車が出てるから行けるよ!」と宿の兄ちゃんから連絡を受け、
即「行きます」と返事した。
朝7時に宿を出て、隣町のランキンへ。
ランキンでその車を待つと、荷台にジュースを積んだ車がやってきた。
前の5つある座席には外国人旅行者が座っていて、自分達の座るところが無い。
もしかして、荷台ですか…
荷台の缶ジュースが大量に敷き詰められた上に座ることに。
かろうじてビニールの屋根はあるので、いちおう雨が降っても大丈夫そう。
今回はきちんと何時間かかるか聞くと、帰ってきた答えは5時間。
いやー5時間ジュースの上か!って驚いた顔してると、
大丈夫2時間半で中の旅行者と交代するからと。
まあそれなら…と思って出発!
ずーーーーっと未舗装の山道。
しかも異常なほどスピードを出すので、揺れまくる。
荷台にしがみつかないと飛ばされていきそう。
砂埃もすごい。ダイレクトに風を感じる。
しばらく走ると髪がごわごわになるくらい。
いったいどこに向かうんだか…。
ちょうど2時間半で荷台のジュースを配達する場所にたどり着く。
そこで中の旅行者さんと交代して助手席へ。
いやーやっぱりシートは快適。
少し進むと山道は終わり、大きな普通の道路に出る。
エル・エストールという小さな町に到着。
ここはイザベル湖というグアテマラで一番大きい湖の畔の町。
イザベル湖ではマナティが見れるそうだ。
それにしても暑い。この暑さといい、マナティといい、街並みがベリーズっぽくなってきた。
この町で旅行者さん達は銀行で大金降ろして運転手に支払っている。
何かと思ったら、ランキンに1週間いて、かなり飲み食いしたらしく、
持ち合わせが無くて払えなかった模様。
いったいどれだけ飲んだんだってくらいの金額を支払っている。
この町からリオ・デュルセまではきれいに舗装された道路を西に真っすぐ。
日本の援助で建てられた道路のよう。なぜこんな田舎道を舗装したのか??
なぞだが、湖の近くを快適に走るのは気持ちが良くて最高の気分。
そして、リオ・デュルセというひょうたん型の湖の真ん中のへこみに位置する町に到着。
一目見て今までのグアテマラと違う。
マヤの人たちの姿はなく、代わりに黒人の血を引いているガリフナの人たちが少数いるのがわかる。
町の感じ、暑さ。グアテマラの広さ、多様性を感じた。


ここからボートで湖の畔にある宿へ。
町の宿よりも湖にある宿の方が値段も変わらず雰囲気がいいという。
宿のボートが迎えに来てくれて、湖へ出ると、びっくり。
豪華クルーザーやヨットがわんさか停留している。
ここは金持ちの来るところなのか!


こんなところに安宿があるのかな?って思ったけど、
宿に着いてびっくり。
湖の浅瀬の上にまるで水上に建てられたかのような建物がある。

ドミトリーの棟から個室の棟、レセプション・レストランと木のデッキで結ばれている。
こんなおもしろいところがグアテマラにあるとは。
カヤック(無料)を借りて、湖に出てみようと思ったけど、けっこう大変な移動で疲れている。
なので、のんびりごろごろと過ごすことに。
昨日まではジャングルの中。
今日は水上の上。
なんだかグアテマラはおもしろい。
ゆーじ

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