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スペイン語を一か月でものにする方法 教育

スペインとメキシコを20年以上歩き、暮らしていた経験から、とっておきのスペイン語学習法を公開します。
今や英語を凌駕しつつある国際語であるスペイン語を、日本人だからこそ有利に習得できるのを活かさない手はない。
一度踏み込めば、きっと恋してしまうスペイン語の世界へようこそ。

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1日目 小手調べ
まずは日本語の中で耳にしているスペイン語がどれだけあるか、思い起こしてみよう。
hola / adiós / gracias / metro / fiesta / amigo / plaza / …
まだまだあるね。
そうそう、アメリカ合衆国の地名にはスペイン語由来のものが結構ある。
たとえば、
Los Ángeles / Las Vegas / San Diego / San Francisco / Sacramento / Colorado / Nevada / …
などすぐ思い浮かぶね。
中南米の地名にはスペイン語の意味がそのまま使われているのも多い。
たとえば、
Costa Rica / Puerto Rico / El salvador / Ecuador / Aguas Calientes / Buenos Aires /…
などが出てくるんでないかな。
どんな意味かは知らなくても、なにげなく耳にしたり目にしたりしたことのあるスペイン語が意外に多い、ということに気付くよね。
さあ、こんなウォームアップから、スペイン語の魅惑的な世界に君の第一歩を踏み出してみよう。

2日目 小手調べを活かす
1日目の小手調べで挙げた例を取っ掛かりにして、もう少しスペイン語への道を馴らしておこう。
 <hola>:
(オら。hは発音しない。Lの発音は英語と同じでRと区別してここでは平仮名で表記する。horaだと「時間」の意味になる)日本語で言うと「やあ」、女性なら「あら」に当たるかな。時刻に関係なく言えるし「こんにちは」の代用としても使えるから便利だ。まず人と会ったらこれを使っておくといい。ただし、中南米ではスペインより丁寧な言葉づかいが好まれるから
buenos días(ブエノス ディアス。おはようございます)
buenas tardes(ブエナス タルデス。こんにちは)スペインでは昼食が14:00からで、その後から使う。中南米ではほぼ日本と同じ。
buenas noches(ブエナス ノーチェス。こんばんは)
をきちんと使ったほうが
educado(エドゥカード。女性ならeducada/礼儀正しい)
と思われる。
3日目 小手調べを活かす2
 <adiós>
(アディオス。óのようにアクセント記号が付いているのは、スペイン語のアクセント規則の例外だから。
アクセント規則は①母音、n、sで終わる単語は最後から2番目の音節に、②n、s以外の子音で終わる単語は最後の音節にアクセントがくる。ホント、スペイン語は分かりやすい。)日本語の「さようなら」だが、もともと
a Dios(神のもとへ)だから、軽く言うときは、
hasta luego(アスタ るエゴ。じゃ、また)
hasta mañana(アスタ マニャーナ。また明日)
hasta pronto(アスタ プロント。近いうちに)
hasta la vista (アスタ ら ビスタ。いつかまた)
など、いろいろ使い分けると、おぬし、なかなかやるな、ということになる。
 <gracias>
(グラしャス。cはzとともに英語のthのように舌をちょっと挟んで引く。ここでは平仮名で表しておく。ただし、中南米ではsと変わらない。)日本語の「ありがとう」で、
muchas gracias(ムーチャス グラしャス。)
muchisimas gracias(ムチシマス グラしャス)
mil gracias(ミる グラしャス)
と感謝の度合いを上げて表現できる。
で、言われたほうは、
de nada(デ ナダ。いいえ)
と軽く返すか、丁寧に
no hay de qué(ノ アイ デ ケ。とんでもございません)
と、かえって恐縮している気持ちを現しても粋だね。
 <metro>:(メトロ。地下鉄)
 <fiesta> :(フィエスタ。お祭り)
 <amigo>:(アミーゴ。友達)
 <plaza>:(プらさ。広場)
これらの単語を見ると、oで終わるものとaで終わるものがあるのに気づくだろう。スペイン語の名詞は、いくつかの例外を除いて、男性名詞(---o)と女性名詞(---a)とに分けられている。
これは覚えるしかない。名詞の持つ文法的な性に形容詞も合わせることになっていて、なんでそんな面倒な、と思うかもしれないが、自分の喋っているスペイン語文の中の性が見事に一致したときの気持ちの良さは、また格別なのだ。要するに、聞いて見て美しい文、ということなのだろうから、そこは割り切って覚えるのが、大人の対応かな。
たとえば、
un metro nuevo(ウン メトロ ブエボ。新しい地下鉄)
una fiesta divertida(ウナ フィエスタ ディベルティーダ。楽しいお祭り)
un amigo íntimo(ウン アミーゴ インティモ。男の親友)
una amiga íntima(ウナ アミーガ インティマ。女の親友)
una plaza famosa(ウナ プらさ ファモサ。有名な広場)
のように表現する。

4日目 小手調べを活かす3
 <Los Ángeles>(ろス アンヘれス。ge は「ヘ」と発音する):
アメリカ合衆国Estados Unidos(エスタドス ウニドス。EE. UU.とも書く。)の地名ロサンゼルスだが、意味は「天使たち」。
losはel(英語のthe)の男性複数形。ちなみに、不特定の一人の天使だと
un ángel(ウン アンヘる)。つまりunは英語のaだ。不特定の何人かいると
unos ángeles(ウノス アンヘれス)となる。

ついでに数字の1から10まで、ここで覚えてしまおう。
1unoウノ, 2dosドス、3tresトゥレス、4cuatroクアトロ、5cincoしンコ
6seisセイス、7sieteシエテ、8ochoオチョ、9nueveヌエベ、10diezディエす
それから0はceroせロ。
3日目のレッスンで気付いたと思うが、unoは、単数男性名詞の前に付くときはun ángelのようにunとなり、単数女性名詞の前に付く時はuna(ウナ)となる。
スペインに到着して間もないある日、小さい女の子がuna, dos、tres と数えているのを見ると、それはリンゴmanzana(マンさナ)で、ちゃんと女性名詞の数え方をしていて、感心したものだ。

<Las Vegas>(らス ベガス。vはbの発音):
アメリカ合衆国の地名ラスベガスだが、もともとは「肥沃な土地」を意味。lasはlosの女性形。単数形はla。
気象ニュースなどで聞く
La Niña(ら ニーニャ。ñaはニャと発音。ña, ñi, ñu, ñe, ñoがある)は「ラ・ニーニャ現象」だが、
la niñaと小文字にすれば 「女の子」。

La Niñaと反対の現象は
El Niño(エる ニーニョ)「エル・ニーニョ現象」
で、こちらのほうがよく耳にするだろう。ペルー沖での海水温の上昇を指していて、この影響で広範囲な異常気象が起こり、日本の気象予報にも登場するようになったわけだ。ちょうどクリスマスの頃に起こるので「幼子イエス・キリスト」の意味で使われたのがもともと。逆に海水温の低下現象をLa Niñaと呼ぶようになった。
El Niñoを
 el niñoと小文字にすれば当然、普通の「男の子」を意味する。

ちなみに、スペインでは
クリスマスNavidad(ナビダー。語末のdは発音しない。マドリードMadrid も実はマドリー)
よりも1月6日の
Los Reyes Magos (ろス レジェス マゴス。語頭のRは巻き舌。yeはジェと発音 / 東方の三博士)の日(公現祭。イエスの誕生を知り、東方から三人の賢人が祝福にやって来た、という新約聖書の記述から)
のほうが盛大で、クリスマス前後から新年、そしてこの日まで、お祭りが続くわけである。

(「東方の三博士」の山車の登場で祭りも最高潮に)

5日目 小手調べを活かす4
4日目のレッスンで、Los Reyes MagosのReyesのye(ジェ)の発音を紹介したが、
自分のことを言う第一人称
yo(私。僕)の発音もジョでOKだ。ヨと発音する人もいるが、ジョのほうが一般的だ。
LLの発音も同じで、日本語のジャ行で理解していい。

アンダルシア地方の中心都市Sevillaやスペインの代表的料理paellaも、日本で紹介されている「セビリア」や「パエリア」では、なかなか通じにくい。それぞれ「セビージャ」「パエジャ」とLL をジャ音で発音すれば、ナカナカ、ヤルネ、という反応があるはずだ。

あいさつ文では、たとえば、
(Yo) me llamo Taro.((ジョ) メ ジャモ 太郎 / 私は太郎と言います)
文法的には、私は(Yo)/ 私を(me)/ 太郎と(Taro)/ 呼ぶ(llamo)、という構造だ。
ただし、スペイン語は動詞で主語が分かることが多いから、普通の会話では主語(この場合はYo)は省かれると思っていい。この点は日本語に似ているね。

実は、スペイン語は発音ばかりでなく、いろいろな点で日本語の発想に近い。つまり、日本語を母語とする日本人に極めて有利な言語ということだ。外国語をものにしたいなら、日本人だからこそ、まずスペイン語を、と勧める理由がここにあるんだ。

第一人称が複数の場合は、
nosotros(ノソトロス。私たち):男性が一人でも入っていれば、これを使う。女性ばかりのグループだと nosotrasのように語尾の-osが-asに代わる。こんな例にも、男性中心の人類の歴史を見る、と言うのは考えすぎかな。

この際だからスペイン語の人称をざっと見ておこう。スペイン語には二人称に敬称と親称がある。まず、相手が一人の場合、

敬称usted(ウステ。語末のdは発音しない / あなた)
親称tú(トゥ。úにアクセント記号が付く / きみ、おまえ)

要するに相手との関係で、敬して遠ざけるのが適当だ、と感じたらustedを、逆に相手との関係が近くて、親しい気持ちを表せると思ったらtúを使えばいい。日本の敬語のように上下関係ではなく、あくまでも心理的な親疎の判断で使い分けるのがミソだ。たとえば、親や学校の先生に対して、子供たちはtúで呼ぶのがふつうだ。
なお、tuのようにアクセント記号がついていなければ、「きみの、おまえの」のように所有格の意味になるから気をつけよう。

ただし、中南米では丁寧な言葉づかいが習慣になっているから、注意が必要だ。これには、中南米がスペインなどに支配されてきた歴史が関係しているのだろう。被征服者であった中南米の人々がラフな言葉づかいを使えなかった状況が、習慣として今日まで残っているのかもしれない。ちなみに、スペイン人が

  ¿ Cómo ?(コモ。スペイン語の疑問文は頭に ¿を付け尾に?を付ける。感嘆文も頭に ¡ を、 尾に ! を付ける。ここは疑問表現だから尻上がりに抑揚をつけて言う/ 聞き返すときの「えっ?何と言ったの?」)

をメキシコ人は

  ¿ Mande ?(マンデ。尻上がりに言う / 何とおっしゃいましたか?←何と命令mandar なされたのですか?)

と言う。我々第三者には、なにか悲しい歴史が思いやられるが、現在のメキシコでは単なる会話表現として使われているに過ぎない。

相手が複数の場合は、

ustedes(ウステデス / あなたがた)
vosotros(ボソトゥロス。一人でも男子が入っている集団に使う。女子だけの集団にはvosotrasを使う。vはbの発音 / 君たち。お前たち)

これも、敬して遠ざける関係の場合は尊称のustedesを、親しさを前面に出してもいい関係と思ったらvosotros(-as)を使えばいい。ただし、中南米ではvosotros(-as)はないので、相手が複数の場合は親疎に関わらずustedesを使う。

したがって、中南米ではvosotrosの場合の動詞の活用がないから、メキシコでのスペイン語授業では動詞活用表の一列まるまる抜けていて、なんだか得をしたような気がしたものだ。でも親しい年少者たちにustedesと言うのは、どうも水臭い感じがしないでもない。

さて、ここまで知ったら、第三人称を知りたくなるのが人情だ。

一人の場合は、
él(エる / 彼)ella(エジャ / 彼女)
élのようにアクセント記号があるのは、男性名詞の前に付く定冠詞elと区別するため。
複数の場合は、
ellos(エジョス / 彼ら) ellas(エジャス / 彼女たち)

のようになる。この場合も「私たち」nosotros(-as),「君たち、お前たち」 vosotros(-as)と同じように、一人でも男性が入っていれば、ellosを使うことは、もう分かっているはずだ。
これで、第一人称、二人称、三人称、の人称代名詞を覚えたことになる。なんとなく、よしよし、と言うところだね。

6日目 小手調べを活かす5
 <San Diego>(サン ディエゴ)
 < San Francisco>(サン フランしスコ)
両方とも米国の地名だが、もともとは聖人の名前だ。Sanは「聖なる」の意味で原型はsantoだが、男性名詞の前に付く 場合san となる。女性名詞を形容するときはsantaとなる。

英語のMr. に当たるスペイン語は
Sr.(セニョール。señorの省略形)だが、むしろ「ホセ さん」のように呼んでやったほうがSanの聖人のイメージがあって良い気持ちになるみたいだ。

ちなみにMs.に当たるのは
Srta.(セニョリータ。señoritaの省略形)で、
Mrs.に当たるのは
Sra.(セニョーラ。señoraの省略形)。

単独で「セニョール」と呼べば英語のsirのような感じになる。日本語では適当な訳語はないが、「旦那様」というところか。
「セニョリータ」と呼べば「お嬢さん」で、これも日本語ではキザすぎるか。「セニョーラ」は日本でもよく使う「奥さん」に当たる。
とにかくスペイン語では三つとも問題なく普通に使えるし、呼ばれた相手も悪い気はしない表現なのだ。

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