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失敗しないLED電球の選び方 ホーム・ガーデニング

 LED電球は、従来の白熱電球に比べて、大幅に消費電力が少なく、長寿命です。しかし、まだまだ高価です。そして、困ったことに、メーカーや形式によっては、適合する器具が限られています。そこで、LED電球の失敗しない選び方について、ご紹介します。

大まかな手順

 次の手順で、LED電球の種類を絞り込みます。それぞれの詳細は、後述します。
 1.口金の種類(E26、E17など)
 2.器具の種類(断熱材施工、調光機能付き、密閉型)
 3.寸法形状
 4.光の色(昼光色、昼白色、電球色)
 5.光の広がり(下方向、全方向、斜め取付専用)
 6.明るさ(ルーメン)
 7.価格(白熱電球とのコスト比較)
 8.型式の再確認

選び方の詳細

 上の1~8について、詳しく述べます。

1.口金の種類を選ぶ
 次のようなものがあります。
  • 一般電球:E26口金
  • 小型電球(ミニクリプトン球):E17口金


2.器具の種類を選ぶ
 器具の種類によって、使用可能な製品が限られます。次のようなものがあります。
  • 断熱材施工器具

 アルファベットの「S」を丸で囲んだマークが表示されているものです(マークだけで、断熱材施工器具とは書かれていないのが普通です)。ダウンライトなどに多いようです。この場合、天井裏に断熱材が施工されているので、熱がこもりやすく、温度が高くなりやすいです。このため、「断熱材施工器具対応」と書かれたLED電球以外は、使用できません。断熱材施工器具に対応した製品は、2013/4月現在、まだ多くありません。

  • 調光機能付き器具

 明るさを調整できるものです。「調光機能対応」のLED電球以外は、使用できません。逆に、調光機能のない器具に、調光機能対応のLED電球を使うと、不具合が生じる可能性があるので、注意が必要です。

  • 密閉型器具

 電球に「覆い」が付いているものです。外から電球が見えないタイプのものです。「密閉型器具対応」のLED電球でないと、使用できません。

 各器具に対応していないLED電球を使うと、寿命が大幅に短くなったり、電球が過熱したりすることがあるようです。

3.寸法形状を選ぶ
 LED電球の寸法は、一般的に、従来の白熱電球よりも、大きい場合が多いです。このため、取付が可能かどうか、注意が必要です。
  • 電球の長さ

 電球の長さが長すぎると、電球を取り付けるときに、器具に干渉して、取付ができない場合があります。
 参考)ミニクリプトン電球の場合、従来の白熱電球の寸法は、直径35×67mmです。

  • ソケットの形状

 器具によっては、長いタイプのソケットを使用しているものがあります。例えば「コイズミ」のダウンライトの一部では、ソケットが長いようです。一方、LED電球の一部は、口金の根元が、従来電球よりも太い場合があります。長いソケットと根元が太い電球の組み合わせだと、電球が奥まで差し込めず、使用できないことがあります。

4.光の色(昼光色、昼白色、電球色)を選ぶ
 光の色は、主に次の3種類があります。
  • 昼光色:白い色ですが、昼白色に比べて、やや青みがかった色です。
  • 昼白色:蛍光灯のような、自然な白い色です。
  • 電球色:従来の白熱電球のような、オレンジがかった色です。


5.光の広がり(下方向、全方向、斜め取付専用)
 LED電球と白熱電球の大きな違いが、光の広がり方です。LED電球は、光の広がり方に、偏りがあります。真下が明るいですが、側方が暗くなる傾向があります。特に、電球を斜めに取り付ける場合には、光の偏りが大きくなってしまうので、注意が必要です。最近は、電球に近い光の広がりをするタイプも、販売されています。光の広がりの範囲は、「配光角」で表されます。
  • 一般タイプ:真下は明るいが、周囲には光が広がらない。配光角は、例えば120°。
  • 広配光タイプ:白熱電球のように、広い範囲に光が広がる。配光角は、例えば290°。
  • 斜め取付専用タイプ:配光角は120°程度ですが、照射部分が斜めに向いています。


 参考)ミニクリプトン電球の場合、従来の白熱電球の配光角は、320°です。

6.明るさ(ルーメン) を選ぶ
 LED電球では、明るさが「ルーメン(lm)」で示されます。従来電球では、「ワット(W)」でした。両者の対応は、次のようになっています。

  • 一般電球(E26口金)の場合

 ・60W形→810lm
 ・50W形→640lm
 ・40W形→485lm
 ・30W形→325lm
 ・20W形→170lm

  • 小型電球(ミニクリプトン電球、E17口金)の場合

 ・60W形→760lm
 ・50W形→600lm
 ・40W形→440lm
 ・25W形→230lm
 ただし、項目5で述べた通り、LED電球と白熱電球は、光の広がり方が違います。上の対応は、目安に過ぎません。

7.価格の妥当性を検討する
 LED電球は、白熱電球に比べて高価です。しかし、電気代が安いです。長期間使用すれば、コスト的には有利になります。ただし、LED電球でも、カタログ記載通りの寿命が得られるとは限りません。一般的な電化製品を考えると、現実的な寿命は、2~5年程度と考えるのが良さそうです。
 ここでは、ミニクリプトン電球を例に、コスト比較をしてみます。以下の条件とします。LED電球の寿命は、厳し目に、2年としました。
  • LED電球 440lm

 ・価格   :??円
 ・消費電力:6W
 ・寿命   :2年

  • 白熱電球 40形

 ・価格   :200円
 ・消費電力:36W
 ・寿命   :1年

  • 使用条件

 ・使用時間:3時間/日=約1000時間/年
 ・電気代:25円/kWh

 2年間のコストを、比較してみました。

  • LED電球

 ・電球の買い替え回数:1回
 ・電気代:0.006kW×1000時間/年×2年×25円/kWh=300円

  • 白熱電球

 ・電球の買い替え回数:2回→電球代は200円×2個=400円
 ・電気代:0.036kW×1000時間/年×2年×25円/kWh=1800円

 
 以上から、2年間のコストは、次のようになります。

  • LED電球:電球代+300円
  • 白熱電球:2200円


 したがって、電球代が1900円以下ならば、2年で元をとれる計算になります。

8.最後に型式をもう一度確認する
 LED電球の型式は、記号や数字で示されていて、とてもまぎらわしいです。1文字でも違うと、まったく別の製品になってしまうことがあります。(例えば、各器具への対応有無、光の色、明るさなどが変わる。)特にインターネット通販では、注意が必要です。通販業者が、型式を誤記している可能性もありますので、十分確認することが、大切です。


以下に、詳しい説明があります.

★ダウンライト用LED電球の選び方(E17口金、断熱材施工器具の場合)
http://lglink.blog81.fc2.com/blog-entry-818.html

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