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日本人学習者一番のネック「冠詞」を攻略する1つの提案例 教育

学生諸君、実務で英語が必要な一般社会人の皆さんから共通してお聞きするのが「努力あるのみ」も痛切に分かる気がします「この日本語の名詞に冠詞は付けるか付けないか、付けるとすれば定冠詞か不定冠詞のどちら?」という課題があると思うのですが、前々からこの事実を何とかどこかの媒体で発表させて貰える機会があればなーと淡い期待感を持っていました。それがFC2さんからこの懸賞に関するメールを送信して頂きましたので、これは願っても無い機会と理解し、ここに稚拙な文章ですが発表させて頂きます。1つの提案例ですから、異論続出が予想されるのは覚悟の上です。この文章が1つの「叩き台」になって別の「冠詞攻略法」を新たに案出される「優秀な頭脳」が年齢を問わず「どんどん」登場されることを期待しています。
ノウハウのキモは日本語にも在る「冠詞」?ちょっとした気付きについて、です。
JR,私鉄各駅プラットホームに掲載の広告看板に「当駅下車。徒歩1分。当駅駅舎前」の文面で店の紹介がしてあります。その目的とする店の前まで行きますと、「当店の本日のお勧めメニューは000です。当店店主」の手書きの張り紙。
この場合の「当」が英語の場合の「冠詞」に相当する機能、役割りを持っているかもしれないとの単純な発想です。
看板をプラットホームに出すことを決定された店の御主人が一般のお客さんにメッセージ(文章)を伝えるべく起案された訳ですから、これはビジネスでの取引き先への商業文とも言える性格ではないでしょうか。
他にも無数にある駅ではなく、この看板を付けてある「当」駅。隣りの次の駅でもなく、通過して来た数10ケ所の駅ではなく、紛れもなく、「ここの駅」。そして駅舎についても隣りの駅ビルではなく「この」駅のビル。そして店入り口に貼ってある張り紙の「当店」は隣りの店ではなく「この店」そのもの。「当店店主」も店主はどこか遠方にある店の御主人ではなくて「当」店の御主人。
この「当」に相当する「名詞の前に置いて、その名詞を特定化する」漢字は他にもあります。裁判書類とか契約書の文章で頻繁に見ますが、「同」原告、「同」被告、「当該」建築物、「本」物件、「本」条令などの「同」「当該」「本」が候補に。他にもあるかもしれません。
特定化する機能は定冠詞のtheですから、これでtheの考え方についての「ストレス」が少しは軽減するかもしれません。
the sunは誰もが知っている1つしかない存在で「当該太陽」と言わなくとも「太陽」だけで相手は分かってくれます。この時の日本語習慣に足を引っ張られた某企業の紹介英文に"sun"が無冠詞のまま表記されており、隣りに並記の日本文は「わが社は業界の太陽になることを目標にしています。」になっていました。英文の方にしか目が行かない英米人のビジネス・パーソンがこの無冠詞のsunを見れば「この企業の英語レベルはこんなものか。俺達本国での小学生レベル。取引き上、将来的にトラブル発生してからでは遅い。こりゃ駄目だ。」との判断を下したか否かは分かりませんが、真剣勝負の経済界ですから、単なる印刷ミスとしての大らかな対応はありません。仕事依頼が来ない絶対絶命的状態がthe無しsunでは皮肉かもしれませんが「悲惨(非sun)」になる可能性が高いようです。「太陽」が商号になっている企業で英文紹介をパンフにされている所は再度御検討下さい。
他に不定冠詞のaですが、これはローマ字読みで「ア」ともいいますので、これを漢字の「在る」そして平仮名読みの「ある」に置き替えるだけで十分御理解頂けると思います。日常、どこでも「ある」物の頭に付けるaと理解するだけで相当ストレスが減ります。
日本語の文章をベースに英文にする際の名詞に「当該」をつけて意味的に誤解されないか、そしてその名詞がどこの家にも「ある」と考えて大丈夫かなと判断をされた上でPCのキーボードからバンバン英文を打ち込んで行って下さい。「例外もある、例外もある」の羅列で読者を振り回す「英文法学者」は英米の小学生高学年、中学生が冠詞を気にせず、毎日の如く3大紙を朝数分で全読している事実に気がつくべきです。
優秀な我が大和民族の特にヤング世代の皆さん。たかがa an theの3つの単語に「足を引っ張られて精神的に委縮することは」本日限りで「卒業」して下さい。インターネット全盛時代の21世紀。ツイッターでドンドン「日本発信」の情報を世界に送信してみませんか。「将来、冠詞をびくとも感じない常に正々堂々とした日本人、社会人、地球人たる国際人として各分野で活躍する人材になって頂きたい」との思いから、ノウハウの一部を記載させて頂きました。

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