外さっくり中からチーズがとろ〜り。30分で!クルッと巻いたピザ、カルツォーネ
本を読んでいるとこれ食べたい!と思うことが結構あります。
これもそのひとつ。
「南イタリア―スローフードな食卓より」という本の中でちらっと出てきたあまったピッツァ生地で作るおやつです。
この「おやつ」という響きがなんか琴線に触れて、この本の中の本の1文にすぎないこの料理が食べたくなってしまいました。
それは、私の子供の頃のおやつも、スナックやお菓子ではなく、お芋のふかしたのやおにぎりなどだったからかもしれません。
夕飯の支度前に、釜(その頃釜炊きだったのです)に残ってるおこげごはんで焼きおにぎりを作っておやつにする。
そんな思い出とちょっと重なったんです。
著者のアドリアーナ ヴァッローネさんの南イタリアの実家では、月に1度くらい、ピッツァの日があるそうです。(ピッツァは手間がかかるので月に1度くらいしか作ってもらえないとのこと。)
焼きあがるまでに30分かかるピッツァを待つ間に、このピッツァのおやつは食べられるのだとか。
作り方はモッツアレラチーズと生ハム、トマトを余ったピッツァの生地で包んで揚げる、というもの。
要はカルツォーネですよね。
通常カルツォーネはオーブンで焼くのですが、アドリアーナ ヴァッローネさんのおうちでは揚げています。
これはご家庭では結構一般的なようで、これならオーブンがピザで埋まってしまっている間にも作れるってわけです。
レシピではピザ生地のあまりではなく、これのために簡単に出来る生地で1から作りますが、焼くのではなく、まねをして揚げることにしました。
だってこんがりと揚がった姿がとっても美味しそうだったんですもん!
ではでは30分で出来上がる、揚げカルツォーネをお楽しみあれ。
フレ揚げカルツォーネ
材料:2個分 調理時間:30分
☆強力粉 100g
☆塩 小さじ1/4
☆砂糖 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1
ぬるま湯(45度) 1/4カップ
モッツァレラチーズ 30g
生ハム 2枚
トマト缶(カットタイプ) 大さじ2
オリーブオイル(揚げる用) フライパンの底から1cm
作り方
1、ボウルに☆を入れて泡立て器で良く混ぜ合わせる。真ん中にくぼみを作ってオリーブオイルを入れ湯を注いで真ん中から崩すように混ぜ合わせていき、水分が行き渡ったらなめらかになるまでこねる。
2、1の生地を2 等分し丸めて、直径15cmにのばしたら半量のモッツァレラ、生ハム、トマトの順に手前半分に重ねて置き、奥側の生地を手前に折たたんでで具を包む。端を1cmくらい折り返してしっかりつまんで止める。
3、フライパンにオリーブオイルを入れて中火で温め2を閉じ目の無い方から入れて濃いきつね色になったらひっくり返して裏側もこんがり濃いきつね色になるまで揚げて出来上がり。
*具を乗せるときはなるべく真ん中に。端に水分などが着くと閉じにくくなります。
*しっかり生地を閉じないと中から水分が出て油が跳ねます。注意してくださいね!
引用元URL:http://3stepcooking.blog43.fc2.com/blog-entry-531.html