オオバコの食べ方や効能
今年、我が家の庭に大繁殖しているのが『オオバコ』。
アロマテラピーの通信教育を受けていた時、「自宅の庭にあるものは、あなたにとって必要なので食しなさい。」という話しを聞きました。
昨年は『スベリヒユ』だらけだったので、おひたしや味噌汁の具や炒め物にして食しました。
今年はどういうわけか、玄関前から庭中びっしりとオオバコだらけ。
あまりにも日常よく見かけるのですが、生薬としても利用されているようです。
ウィキペディアによると、
オオバコの成熟種子、花期の全草を乾燥したものを、それぞれ車前子(しゃぜんし)、車前草(しゃぜんそう)といい日本薬局方に収録された生薬である。
また、葉だけを乾燥させたものを車前葉(しゃぜんよう)という。
これら3つはともに消炎、利尿、止瀉作用などがある。
漢方では、車前子は牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)、竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)などに配合される。
他の2つは民間薬的なものであり、漢方ではまず使わない。
ということだそうだ。
オオバコダイエット、というのも良く耳にするので、ダイエットも期待できそう。
【薬効】
せき、痰、利尿作用、視力向上、蓄膿症、胃がんなど。
早速食べ方を調べてみると、生のまま食べる方法と、干して乾燥させてから煎じる方法がありました。
とりあえず、今日食べたいので、生のまま料理に活かしてみました。
【オオバコの食べ方】
若葉をつみ、塩茹でしてやわらかくする。
それを炒めたり、あえものにしたり、天ぷらにする。
天ぷらの場合は、下準備として葉の筋に軽く切れ込みを入れると、揚げている途中で葉の表面が膨らんで、油の飛び散りを防げるようです。
薄く衣をつけたら、あとはサッと揚げるだけ。
ちなみにオオバコダイエットに使われる部分は、葉ではなく、種子の部分。
昨年から腰を痛めているために、今年は体重も増え、代謝も落ちているから、私にとってオオバコが救世主になるかもしれません。