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鵜呑みにするとバカを見る20代が間違えやすい敬語の使い方 ビジネス

あるサイトに下記のような記事が掲載されていた。

「どちら様?」はNG!? 20代が間違えやすい敬語の使い方!
 (escala cafe - 07月09日 14:13)

外国人が習得に苦労するという日本語の敬語表現。でも、日本人だって実は結構苦労してます……(私だけ?)。社会人になってから「その敬語、間違ってない?」と指摘されたこともたびたび。正しいと思い込んで使っていても間違っている敬語って結構あるんですよねぇ。『ビジネス敬語の基本とコツ』などの著書を持つ、キャリアコンサルタントの尾形圭子先生に、20代が間違いやすい敬語をご指摘いただきました!

■×「了解しました」→○「承知しました(かしこまりました)」
「『了解』は、相手を敬う気持ちがない言葉。使うシーンとしては、同僚もしくは部下に対してであればOKですが、お客様や目上の方に対して使うときは、『承知しました』や『かしこまりました』という敬語を使うようにしましょう」

「うっかり使ってた!」という人もいるのでは。かくいう私も使ってしまっていました! 気をつけます!

■×「どちら様でしょうか?」→○「お名前をお聞かせいただけますでしょうか?」
「『どちら様でしょうか?』は、言葉の印象としては丁寧ですが、意味としては『あなた、誰?』。直接的で敬意がなく、失礼な聞き方なのです。お客様や目上の方に話すときは気をつけてくださいね」

「様」がついてるからOK! ってワケじゃないんですね。「誰ですか?」って確かに失礼!

■(電話対応で)×「しばらくお待ちください」→○「少々お待ちください」
「電話で相手に待ってもらえる時間は、およそ30秒といわれています。つまり、それ以上待たせると、相手に対して失礼に値するのです。『しばらく』とは、1分以上長く待たせるという印象になりますので、『少々』という早急に対応するという意味の言葉を使いましょう。また、すぐに対応出来ない場合は折り返すなどほかの対応を」

気持ちでは、すぐに対応するつもりなのに! まさか、1分以上待たせる意味合いの言葉だったとは……。

■×「お体をご自愛くださいませ」→○「どうぞご自愛くださいませ」
「暑さで体力が奪われやすいこの季節に、よく見かける間違いです。『自愛』という言葉のなかに『体を大事にする』という意味が含まれています。そのため『体を……』と加えてしまうと『頭が頭痛』というような二重表現になってしまいますので、ご注意を」

途中までの敬語が完璧だったとしても、最後の一文で間違ってしまうとすべて台無し……。

尾形先生いわく「敬語習得は1日にしてならず。勉強すること!」だそう。「もう新人じゃないから敬語はそこそこ出来てるはず」なんて思い込まず、謙虚に勉強したいと思います!

ヒューマンディスカバリー・インターナショナルのオフィシャルサイト

ビジネス敬語の基本とコツ(学習研究社)

場面別 電話の正しい受け方・かけ方(大和出版)

(吉住夏樹/プレスラボ)

これに対する僕の意見はこちら。

「鵜呑みにするとバカを見る20代が間違えやすい敬語の使い方」

この記事は、言葉遣いはこうするのが良いと短絡的に解答を綴ることにより、その結果、反対に若者の考える力を止めてしまっている。これを読んだ人たちが、ああそうなのか、こういうふうに返答するのが正しいんだと鵜呑みにすれば、そこからはもう何も生まれない。今後ただ機械的にこれらを使用するだけだ。

巷の小売店、飲食店のあらゆるところで、「〜になります」「〜からお預かりします」「〜でよろしかったでしょうか」「大丈夫ですか」という不適切語が渦巻いている。

それらの言葉を使用する人々は、まさか自分が間違った日本語を日々使っているとは思っていないし、言葉遣いに敏感なお客さんの気持ちを逆なでたり不愉快な気分にさせているとは夢にも思っていない。

自分の言葉遣いの善し悪しに気付けないから改善されることもない。自分はきちんとしたいい仕事をしているなどと悦に入り、これからも間違い言葉を連発し続けるだけである。

この記事を書いた人もそのあたりのことは十分把握できていることだろう(たぶん)。もしそうなら、このような何かから抜き書きしただけのような表現はではなく、もう少し人々に注意を促し警告できるような文章表現を心がけてほしい。専門家ならそういう志を持ってもらいたいものだ。

この記事に少しだけ指摘させてもらう。

「『了解』は、相手を敬う気持ちがない言葉」

「了解」は、事情を思いやって納得すること。理解すること。のみこむこと。という意味。「了解」自体は相手を敬うとか敬わないはまるで関係ない。これが「了解しました」という言葉になって初めてその要素が生まれる。

「同僚もしくは部下に対してであればOKですが」

OK ではない。一般社会における「了解しました」いう言い回しは、ケータイメールが広く浸透して使用されるようになった便利言葉で、口語体として世間に幅広く浸透しているとはいえない。そのことを筆者は端折って、『了解』を相手を敬う気持ちがない言葉と決めつけることにより先を急いだ。

「お客様や目上の方に対して使うときは、『承知しました』や『かしこまりました』という敬語を使うようにしましょう」

お客様にはおおかたそれでもいいけれど、会社内部の目上に対しては『承知しました』や『かしこまりました』がいつも正しいとはいえない。『わかりました』というシンプルな表現方法の方が、「よくわかった(理解した)」というこちらの気持ちが相手の心に容易に届くためふさわしい場面が少なくない。

ちなみに僕は部下に、僕に対して『かしこまりました』という言い方をさせなかった。それは、かしこまるのは僕にではなくお客様にだからだ。僕にかしこまってる暇があったらそんなのは端折って、もっともっとお客様に対してかしこまってほしいと、そう教えていた。それに『承知しました』とか『かしこまりました』などと自分のものにしていない言葉に、その人の本当の気持ちが乗りにくい。だから「わかりました」と言う方が良い場面が、実はたくさんあふれている。

言葉とは人に自分の気持ちを伝える手段である。それを言い回しの選択にばかり神経を尖らせ、心の伝達をおざなりにするのは本末転倒だろう。

二つめの「どちら様でしょうか?」から先にも言いたいことはたくさんあるのだが、全てを書ききり、僕の見解をなるほどと簡単に鵜呑みにされるのは本意ではない。様々な思考を巡らせて自分自身で考えてみることをおすすめしたい。

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