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熱中症の予防方法 健康

ギラギラと輝く太陽の下、プールにキャンプに思いっきりはしゃぎたい夏。でも、侮ってはいけないのが熱中症。「○歳児、熱中症で重体」とかの悲しいニュースも、この時期には必ず聞きますよね。
時には生命にもかかわる恐ろしさを伴う熱中症。この機会に正しい知識と予防策を一緒にお勉強しましょうね。

「熱中症」とは

 そもそも、熱中症とは一言で表すと「体の中と外の熱さによって引き起こされる、様々な体の不調」の総称です。具体的には、暑さで失神する「熱失神」、めまいや脱力感を伴う「熱疲労」、筋肉が痙攣する「熱痙攣」そして「熱射病」が挙げられます。
さらに、それぞれの症状も重度になると死に至る可能性が増えていきます。
 それでは、以下で熱中症対策を紹介します。

睡眠を十分にとる

睡眠不足になると、免疫力が弱まり体の機能が正常に働きにくくなります。十分に寝て下さい。寝る前にぬるめのお湯に入る、牛乳を飲むなどして質の良い睡眠をとるよう心がけましょう。

こまめに水分補給

「のどが渇いたな」と思った時にはすでにある程度の水分が体内から失われています。こまめに水分を補給してください。汗には水分だけでなく塩分も含まれています。塩水、もしくはスポーツドリンクを飲むのも良いですね。

体の水分が足りなくなると、細胞や細胞の周りの塩分濃度が高くなります。そして濃くなった塩分を薄めようとして血液中の水 分がそちらに移動してしまい、体の中の血液の量が不足してしまいます。血液の量も一定の量を超えて少なくなってしまうと危険な事態になります。水分補給は 大切です。


食事も大切

暑い日は食欲が落ちて、つい素麺だけ、とかになりがちですよね。でも、これもいけません。やはり熱さを乗り切る体力は食事からです。たんぱく質(豆腐など)、ビタミンB1(豚肉)、ビタミンA(牛乳等)、ビタミンC(ブロッコリー等)を中心としたバランスのいい食事を摂りましょう。

外出着にも気を配って

やはり太陽の光を直接浴びるのは危険です。つばの大きめの帽子をかぶって下さいね。頭部の一部でも熱くなると全身から発汗するように体が指令を出します。そのために脱水症状が加速して、結果として熱中症を発症しやすくなるのです。

さらに、なるべく体をリラックスした状態にするため、体を締め付けるような服装は避けましょう。


体を冷やして

首・わきの下・足の付け根などに冷えた濡れタオルを押し当てると、動脈を冷やすことで体温を効率よく下げることができます。タオルがない場合は、日陰に腰掛けたり横になったりすることも有効です。

最後に

いかがでしたか?なってしまってからいくら後悔しても仕方がないのが熱中症です。でも、ほんの小さな心がけで、避けることができます。外で過ごすこと自体はとてもいい事。太陽とうまく付き合って、夏をたっぷり満喫してくださいね。

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