しつけと虐待はここが違う/効果的な子供の叱り方[3]
・・・昨日のリストの続きです・・・
[×な理由]本人の存在そのものを否定する言い方。絶対に言ってはいけない。
[○な言い方]具体的に何が “だらしなく”、好ましくない事かをはっきり示す。併せて理由も説明する。
(例)おもちゃを片付けずに床に広げたままにしていたら『もし踏んだら危ないね、ケガしちゃうよ。
おもちゃもきっと壊れちゃう。きちんと箱にしまおうね』などと言って、一緒に片付ける。
例5:あんたは両親の悪いところばかり似たわよね。
[×な理由]いくら子供に対してストレスを感じても、本人の存在を否定する言葉は言ってはいけない。
[○な言い方]短所に注目するのではなく、子供の長所に注目するクセをつける。そして、ほめる。
ほめることで、良い所の成長を助け、良い所がより成長すれば悪い所は目立たなくなる。
例6:あんたはアタマ良くなんて、ないわよ!
[×な理由]例6と全く同じ理由。
[○な言い方]学校の成績だけで、子供の価値を判断するのは誤っている。
得意な所・良い所は必ずあるはず。それを探してほめることが大切。
以上は母が私に日頃言っていた言葉の一例ですが、
共通しているのは、私の “存在自体を否定する言い方” であるという点です。
このように言われ続けると子供は自信を失い、その結果、自己否定的な考え方を常に持つようになります。
そして将来 “うつ” “ひきこもり” “社会的不適合症” などを引き起こす可能性があるのです。
子供を叱る時、どうか一瞬、冷静になってください。
そして、母親の言葉が時に “ナイフ” になることを、知っていただけたら幸いです。
次の記事を読む→ 効果的な子供の叱り方[4]虐待加害者にならないために
[このブログの読み方]を見る 初めてお越しくださった方は、ぜひご一読ください。
みなさんの[1クリック]が私に勇気を与えてくれます。
このブログを多くの方に知っていただくため応援よろしくお願いします。
【お願い】ページが完全に表示されるまで、少しお待ちください。表示完了後に有効となります。
引用元URL: http://mamakiete.blog24.fc2.com/blog-entry-27.html