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肥料の基本的な考え方、施し方 ホーム・ガーデニング

肥料を選ぶときの注意
①臭すぎるケイフンや牛ふん(これを肥料として見た時)は控える。
②乾燥ケイフンより発酵ケイフンの方が、根にやさしい。
③油粕は、生より発酵油粕の方が根にやさしい。
④石灰は苦土があってこそ吸収されるので、苦土肥料と有機石灰を用意した方が良い。



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⑤ケイフンはその肥料の性質上、石灰分が含まれています。よく、ケイフンばかりを使っていると土が硬くなるんだよねという方がいますが、だいたいそんな理由でしょう。
ということは、ケイフンが施されていれば、そんなに石灰石灰と騒がなくても足りているという事になりませんか?
肥料を施す時の注意と考え方
 本や雑誌などを見ると、たいていの物に堆肥と油粕のような有機質肥料をぱらぱらと蒔き十分に耕しましょう。植えつけは1週間してからにしましょうと書いてあります。
 これは、大きな間違いのような気がするのです。肥料は堆肥と違って、発酵が未熟です。たとえ、発酵済みと書かれていてもです。肥料成分も濃いし。同時に水と空気にふれるとガスが発生します。1週間だなんて早すぎます。3か月は置いておく必要があります。
 現に、現場で、毎回これと全く同じ状況で、苗を植えた方の質問を受けます。書いてある通りにやったのだが、病害虫がひどく、何が悪かったのかね?と。で、私は、いつもそれが原因です。とお答えしています。書いてあるとおりにやったことが原因ですと。そこで、私はこう答えてきました。
 次からは、肥料は必ず根と離して植えつけて下さい。溝施肥で根から遠ざける工夫をしてくださいと。
 次にそういう方が見えた時はおかげでうまく行きましたと喜んでいただいてきました。ですので、私もますます、確信が持てるというわけです。

このように切れ目のところへ苗を植えつけ、黒マルチの下が肥料と決めておけば、いつでも肥料は正しい位置に施せます。
 このように、施肥すると根が肥料にあたらず、影響されません。植物の根が自分で食料を取りに行く形になります。
 それに比べて、肥料を混ぜ込んだところへ植えつけることは植物に食べたくもない時に無理やり食べさせる形になります。その結果、人間で言うと消化不良になり、虚弱体質になります。病害虫はそんなところにやってきます。
 病害虫という言葉は人間に都合よく出来た言葉だと思います。虫や病原菌は神様(神様という言葉が妥当かどうかは別として)の言うとおりに生きていると思います。人間が設定したかは関係なくその環境が良い状態でないとき、少し弱く体が出来ます。その時、寄ってたかってその植物を終わらせ、早く土に還らせようという働きが起こります。その弱い植物がいじめられてるとか可哀そうだとか感情はありません。そして、次の植物の栄養になってつながっていきます。
 ハエの役割は腐ったものを食べて早く分解させるというお役目を持っています。ハエがいたらすぐ殺虫剤ではなく、どこかに腐ったものがないか探すのがいいと思います。
 なので、病害虫が発生した時にはすぐに農薬に走るのではなく、その植物の環境に適してあげられなかったことを反省する必要があると思います。
 追肥の時も根をしべれさせないように、施す必要があります。ぱらっと蒔くのではなく、根から少し離れたところへ、スポット的に穴をあけ肥料を埋め込みます。
 追肥の時はもう根がはび込んでいてそこの施肥穴にも根が伸びているかもしれませんが、せめてそこだけしびれることになります。他の部分には影響ないのです。
 このようなことを考慮に入れて進んでみてください。だいぶ近道が出来ると思います。

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