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自殺サイト「集団自殺の募集」や「自殺予告」の通報判断 コンピュータ・インターネット

 通報に際しては、客観的事実を述べどのような措置がその投稿者にとって危険を回避できるかを念頭におきます。
①具体的な日時や方法の記載が少ないものの類推判断される投稿内容から通報が必要であると判断されるケースの通報
掲示板における「集団自殺」や「自殺予告」の投稿文面は、「逝きます」など直接的表現である場合や自殺を示唆する内容に分類できますが、投稿者の文脈やハンドルネーム、他のスレッドにまたがって同様な投稿をされていないか確認します。

方法としては、自殺サイト上に日々投稿される内容を細かく把握し、情報解析から関連整合する投稿内容を集約します。
このことによって初回投稿日であるとか生活環境、病気の状態、自殺の動機や自殺の方法、場所が類推できます。
自殺念慮がある方の立場になって投稿文面を読み危険を予測します。
「動機」や投稿の周期、身に着けているものの特徴、性別、年齢層をできる限り把握します。

都道府県サイバー担当職員へ要旨を迅速に伝えプロバイダへ情報開示請求をお願いし投稿者の安全確保をお願いします。

②ごく短文で過去を振り返り、または初回投稿が最終投稿につながるような投稿内容でも文脈から悲壮感が漂い、特定の単語 や投稿時の行動に人生の最期の準備が類推される場合も自殺を示唆している内容としてすみやかに通報します。
 
 淡々と「遺書」を作成しているといった投稿であるとか、身辺整理が終わったことが推定され、正念場を超えた投稿文面が それにあたります。残していく「家族」への想いが込められている内容も含みます。
 投稿することによって、誰かに引き止めてもらいたいという気持ちが感じられず、投稿者自身がもはや判断能力に欠け、
 衝動的に自殺をする場面がうかがえる投稿文面であることが多く無表情な文脈であることが多いです。

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