家族ノウハウをみんなで自由に編集し合える!

「お利口さん」に要注意! 家族

「お利口さん」に要注意!
・・・といっても、お利口な子どもに注意するのではありません。
「お利口さん」と言っている自分にご注意!という意味です。

理由はふたつ。
ひとつは、かなりの確率で『利口であることを褒める・称える』場面では
ないことが多いから。
たいていの場合、「お利口さん」は『親の指示・教え通りに動いてくれて
良かった』という場面で使われていないでしょうか?
―大人が用事を済ます間、静かに待っていてくれた。
―傷の手当のとき、痛みをこらえてじっとしていた。
―お友だちからお菓子を分けてもらった時、ちゃんと「ありがとう」と言えた。
細かいことではありますが、言葉の意味を言葉通りに受け止める
子どもに対しては、できるだけ適切な表現を使いたいものです。

もうひとつの理由は、子どもに対しては「“行為”を“褒める”」のではなく、
「その行為をとった“判断”について、その結果どう良かったかを“伝える”」
方が子どもにとって重要だから。
裏を返せば、(いささか乱暴な説明になりますが)
「静かにしていてお利口だったね」と言われる経験が積み重なると、
「静かにさえしていれば、ボクは『いい子』なんだ」という
メッセージになりかねないことを心配しています。
本来伝えたかったことは、こういうことだったはずです;
―大人が用事を済ます間、静かに待っていてくれた。
→「○○ちゃんが待っていてくれたから、パパは用事が片付いて助かったよ。
  それに、待っているあいだ静かだったから、
  周りの人もビックリしなくて助かったと思うよ」
―傷の手当のとき、痛みをこらえてじっとしていた。
→「痛いのに、我慢してじっとしていたんだね。
  ○○ちゃんが足を動かさなかったから、しっかり手当てができたよ。
  きっと2〜3日で治るんじゃないかな」
―お友だちからお菓子を分けてもらった時、ちゃんと「ありがとう」と言えた。
→「ちゃんと『ありがとう』が言えたんだね。
  パパは○○ちゃんが自分で『ありがとう』が言えるようになって
  誇らしい気分だな。
  それに何より、お菓子をくれた△△ちゃんも気分が良かったと思うよ」

「“行為”を“褒める”ことがあまり良くない」と言う時、
私の念頭には「行為の良し悪しは場面・状況によって決まる」
という事実認識があります。
砕いて言ってしまえば、
“待つ”以外の行動が望ましい場面もあるし、
お菓子をもらっても受け取らず無視して逃げるべき状況だって
(あって欲しくはないけれど)あり得る、ということ。

子どもたちには、
「××するのは良いことだ」といった硬直的な思考ではなく、
「さて、今はどうすればいちばん皆が喜ぶ/物事がうまく進むかな」
と考えて自分で判断・行動して行く習慣こそ、伝えていきたい。
そして、伝えたいことが伝わるための技術(=表現・言葉遣いなど)を
身につけることが、親としての務めなのだと、思います。

ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします〜♪

http://papakuro.blog56.fc2.com/blog-entry-262.html
関連ノウハウ

このノウハウを評価する

評価、コメントするにはサービスに登録してください。

サービス登録をする

コメントを見る

コメントするにはサービスに登録してください。

サービス登録をする

この記事を通報する

ノウハウを書く