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子どもが育つ“父親術” 子育ての目的とは(2) 家族

前回、私自身の子育ての目的は

「子どもが、その人自身として生きることを支援する」

と考えているとお話しました。

今回はもう少しブレークダウンして、日常生活で子どもと
関わる上での“心がけ”についてお話します。


「子どもがその人自身として生きる」
≒「私(親)は、子どもの個性を尊重する」

と考えた時に、真っ先に悩まされることがあります。

「そうは言っても、尊重ばかりはしていられない」
場面の数々です。

 ―歩道でぴょんぴょん跳ねながら左右に蛇行する子ども。
  どうやら白いタイルだけを踏んで進んでいるようだ。
  だが、他の通行人・自転車も多く、明らかに迷惑・・・

 ―電車の中で、様々な“発見”を嬉々として話す子ども。
  「あ、あれパパのと同じケータイだ!」
  「わ〜。特急列車だよー!あの特急はね、スーパーあずさ
   なんだよ」
  しかし、声が大きい(ほとんど叫んでいる)・・・

この悩みが現れるときの多くは、

「子どもの個性の尊重」 vs 「周囲への気遣い・マナー・しつけ」

の構図を取ります。

こんな時、皆さんはどうしていますか??

個性を大切にして、蛇行を黙認したり、
「お、特急が見えたんだね」
と好奇心を認める返事をするか。

マナーを優先して、
「まっすぐ歩きなさい」
「しー。静かに話しなさい」
と言うか。

あるいは、両方とも大切にしたいと考えるか。
(でも、その時の言い方は?)

私が考える最善の対応は、
方針は「両方とも大切にする」で、
まず「好奇心を認める」返事をして、
次に「マナーを身につけさせる」
です。


(1)「両方とも大切にする」

これは文字通り両方とも大切だと思うから。
公共の場でのマナーは、子どもがその人自身として
『この世界で』生きてゆくためにも大いに有用な知識・スキルです。

ただ、個性や好奇心とは違って、マナーに関する知識は
生まれながらには持っていません。
いろいろな事例を通じて教わりながら、他人を気遣う気持ち
(これは本来持っているもの。)と掛け合わせて、応用を利かせて
いければ良いのだと思います。


(2)「好奇心を認める」

私の心の中の優先順位では、こちらが上位です。
ちょっと大げさですが

『どんな理由があっても、子どもの個としての人格を認めないことはない!』

とでもいうような気持ちです。
ただし、無闇に褒めれば良いわけではないので注意も必要です。
(参考:001号「パパ、見てー」)
→001号


(3)「マナーを身につけさせる」

ここで単に「静かに」と言ってしまうと、

 「見てー、特急列車だよ」

 「おお、そうか特急か。静かにしなさい。」

となってしまい、明らかにヘンですよね。

ここでのコツが、「周囲の状況をただ伝える」という言い方。

 「見てー、特急列車だよ」

 「おお、そうか特急か。でもね、電車の中で大きな声を
  出すと他のお客さんがビックリしてしまうんだよ」

子どもも他人を気遣う気持ちは持っています。ただ、周囲の
状況を見落としてしまっただけ。思い出しさえすれば、
どうすれば迷惑をかけるか・かけないで済むか、子どもなりに
考え、振る舞いを改めることができるのです。


いかがでしょうか。
今号では、

・個性の尊重とマナー教育・しつけは両立する(どちらかを
 犠牲にしたり、バランスをとったりする必要はない)

・マナーについては、行為の他者への影響をただ伝えるだけで、
 ほとんどの場合は大丈夫

の2点に共感いただければ嬉しいです。




引用元URL:http://papakuro.blog56.fc2.com/blog-entry-17.html

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